世界三大貴腐ワインのひとつ。
ハンガリーの北東部、トカイ地方で生み出される甘口のワイン。主要なブドウ品種は、フルミントという白ブドウ品種です。
トカイワインについては、仏王ルイ14世の言葉、独自の等級がポイントです。
等級
等級 | 概要 |
Esszencia(エッセンシア) | 貴腐ブドウのフリーランジュースからのみ造られる 残糖度450g以上 粒摘み |
Tokaj Aszu(トカイ・アスー) | 残糖度120g以上 粒摘み |
Szamorodni(サモロドニ) | Szamorodniは、”自然のままに”という意味のスラブ語 房ごと収穫 |
Forditas(フルディターシュ) | アスー用ワインの二番絞りの果汁にマストを加えて再発酵、熟成させたワイン |
Maslas(マースラーシュ) | アスー、またはフォルディターシュ用のワインの搾り澱に、マストないしはワインを 注ぎ、再発酵、熟成させたもの。 |
Pezsgo(ペジュグー) | トカイで造られるスパークリングワイン |
※フリーランとは、ワイン自身の重さ、果帽の重みのみでタンク下部から引き抜かれるワイン。(圧搾していない)
※マストとはブドウ果汁のこと。(発酵していない)
エッセンシアは、フリーランジュースから造られる残糖度450g以上、トカイ・アスーは残糖度120g以上、サロモドニは、”自然のままに”を意味する。