地中海にそそいでいるローヌ川の流域に広がるワイン産地。北部と南部に分かれる。
北部ローヌは、シラー主体、南部ローヌは、グルナッシュ主体となっている。
生産量
250万hl
ボルドーにつぎ第二位
80%が赤ワイン
歴史
1933年 シャトーヌフ・デュ・パプのル・ロワ男爵がAOCの原型を作る
1936年 シャトーヌフ・デュ・パプ、シャトー・グリエ、サン・ペレイ、ダヴェルが最初のAOC
気候風土
北部ローヌは、半大陸性気候
南部ローヌは、地中海性気候
主要なAOC 北部ローヌ
ヴィエンヌからヴァランス周辺までが北部ローヌ。
急峻な斜面の渓谷。
コート・ロティ Cote-Rotie
赤
最北端
シラー主体、ヴィオニエが20%まで認められている
コンドリュー Condrieu
白
ヴィオニエのみ。
シャトー・グリエ Chateau Grillet
白
ヴィオニエのみ。
サン・ジョセフ Saint-Joseph
赤、白
シラー主体
エルミタージュ Hermitage
赤、白、ヴァン・ド・パイユ
クローズ・エルミタージュ Crozes-Hermitage
赤、白
コルナス Cornas
赤
シラー100%
サン・ペレイ Saint- Peray
白、発泡白
主要なAOC 南部ローヌ
モンテリマール以南が南部ローヌ。
北部ローヌと異なり、平地や丘陵地。
タヴェル Tavel
ロゼグルナッシュ主体
シャトーヌフ・デュ・パプ
赤・白
13品種が認められている。
シャトーヌフ・デュ・パプは、ヨハネス22世が夏の居城として建造。
法皇宮殿のあったことで有名なのが、南部ローヌのアヴィニヨン。法皇の夏の居城として建てられたのが、シャトーヌフ・デュ・パプ。