フランス最大の川であるロワール川の渓谷沿いに広がるワイン産地。
下流にあるナントにローマ人がはじめてブドウを植えたのが2000年前。
目次
生産量
240万hl
地区と主要なAOC
ペイ・ナンテ地区
ロワール川の河口近くの地域。ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)から造られる白ワインで知られる。
ミュスカデ Muscadet
白
ナント市を中心とした地域。
アンジュー&ソミュール地区
温暖な海洋性気候。
サヴニエール Savennieres
白
シュナン・ブランのみ。
トゥーレーヌ地区
ソミュールの東からトゥールを経て、オルレアンまで至る地域。
トゥファと呼ばれる石灰岩がみられる。
海洋性気候から大陸性気候の中間地域。
シノン Chinon
赤、ロゼ、白
カベルネ・フラン単一、主体の赤、ロゼ。シュナン・ブランのみの白。
ヴーヴレ Vouvray
白、発泡白
シュナン・ブラン単一、主体。
サントル・ニヴェルネ地区
プイイ・フィメ Pouilly-Fume
白
ソーヴィニヨン・ブランのみ。
サンセール Sancerre
白、赤、ロゼ
白は、ソーヴィニヨン・ブランのみ。赤、ロゼは、ピノ・ノワールのみ。
中央高地地区
半大陸性気候。