モルドバは、黒海の北西に位置し、ウクライナ、ルーマニアに囲まれた国で、1991年に独立。
北緯45度~48度。(ブルゴーニュが47度であり、ほぼ同緯度に位置する)
モルドバワインは、コウノトリとブドウがワークが使用されており、ラベルに表示されている。
モルドバのワインのマークは、コウノトリとブドウ
目次
歴史
ワイン造りは、5000年の歴史がある。
気候風土
北緯45度~48度。
穏やかな大陸性気候
ブドウ品種
国際品種が約7割。
白ブドウ65%
品種 | 分類 | 補足 |
---|---|---|
フェテアスカ・アルバ | 白ワイン用 | ルーマニア語で「白い乙女」 |
フェテアスカ・レゲーラ | 白ワイン用 | ルーマニア語で「高貴な乙女」 |
フェテアスカ・ネアグラ | 赤ワイン用 | ルーマニア語で「黒い乙女」 |
ララ・ネアグラ | 赤ワイン用 | ララは「貴重」という意味 |
※土着品種はルーマニアでも登場します。
ワイン法と品質分類
DOP(原産地呼称保護)・・2
IGP(地理的呼称保護)・・4
産地
中央部 コドゥル(Codru、IGP)
全域 ディヴィン(Divin、IGP)・・ワインスピリッツ(ブランデー)
ディヴァンは、ワインスピリッツのIGP
ディヴァンには2つの意味がある。1つは、din vin(ワインから)が省略された言葉、もうひとつはdivin(天からきたもの。樽の中で熟成とともにブランデーが減っていくのは天使が飲んでいるという伝説から)。